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3月のながの門前まちあるき

 

「無名所巡り」と題して、中村拓海さんが案内人となった今回のまちあるき。

中村さんは長野に移住して3年。特定の肩書をもちません。敢えて言うなら “人間B級スポット"。忍者、探偵、縄文、モデル、アート、コントなど、様々な活動をしています。

今回は無名の名所という独自の目線で、まちの中で普段スポットを浴びづらいけど実は面白いところを紹介してくださるとのことで、楽しみにしながら集合です。

 

まずはR-DEPOTに集まって自己紹介です。

中村さんは三重県出身。

中学校高校の6年間、学校終わりに裏山で独自の忍者修行を積んでいたそう。この時点で面白い人だって感じてしまいますが、他にも聞いたことのない経歴がたくさん飛び出してきます。ここはあえて多くは掲載しません。ぜひ本人に会った際に聞いてみてください!

現在は「未来人文明」という屋号を掲げ、母校のアウトドア専門学校で講師をしたり、猫を探す探偵をしたり、アート作品を制作したり、モデルをやったり、、しています。

 

そんな中村さんの今回のまちあるきの説明。

普段から散歩をすることが多い中村さんは、まちを歩きながら色んなものを見て面白がろうという意識、「ガリキ」を鍛えているそう。

参加する人にもこの「ガリキ」を意識してまちを歩いてみてほしいとのことでした。

左の石のステッカーは「インスタント碑」といい、名所によくある詩などが彫られた石碑を、無名所には手軽にステッカーを用い、感じたことや面白さを書き記すためのもの。

 

早速出発です。

出発してすぐ、R-DEPOTの玄関で立ち止まり、どうしてもみんなでしてみたいことがあると中村さんが言います。特別なものは何もないけどなと思っていると…

玄関ガラス戸の断面が見たいと言い出しました。子供の頃にやったことがある人もいるかもしれませんが、ガラスの断面はなぜか緑色になっていて、ビームのような光線のような線がたくさん並んでいるのです。中村さんに続いて覗いてみると、、

こんな景色が。中村さんはR-DEPOTの玄関のガラス戸のガラスが厚いことに気づき、どうしてもこれをやってみたかったけど、一人でやってたら変すぎるということで抑えていたみたいです。中村さんの「ガリキ」を初っ端から見せつけられました…

 

次に向かいの立体駐車場を覗きながら。

この看板を見て、いつも気になっていることがあると。

スピードの「ピ」の字に注目すると、右下が上に跳ねています。中村さん曰く、色んなフォントを見てみたけど、右下が上に跳ねる「ヒ」のフォントはなかったため、これは「旨」の上部分などで使われている「匕」(音読み:ヒ、訓読み:さじ)という漢字に半濁点をつけているのではないか。とのこと。

確かに言われてみると不思議です。でも言われないと絶対気づけません。普段からどんな目線で歩いていたらここまでまちの細部、ミクロの世界に気づけるのか、びっくりしました。

 

ここから歩きながらどんどん色んな発見を紹介してもらいました。

 

こちらはとあるお宅の前の植木の根元です。中村さんは海なし県ゆえに海を感じるスポットを探しているみたいで、ここは貝殻と植木がビーチを想起させてくれるとのこと。

ゴミステーションの下の空間がいつも気になるということで覗いています。まるで遺跡のような面持ち。ここも中村さん的には入ってみたくなるという感じだそうですが、一人ではできないそう。

実際ここをみんなで覗いている間、道ゆく人に「そこに何かあるのかい?」と尋ねられたりもしました。「何もなくてここの水路の景色が面白いんです」というと不思議そうな顔をされました。まちのみんなにも「ガリキ」を鍛えてみてほしいものです。

 

古い年代のガラスの特徴を説明してくれています。年代ごとの製法とそれによるガラスの特徴の違いまで調べていて、何か気になる・面白いと思ったその後のアクションが具体的だなと感じます。

 

こちらは雨の日に追加で撮影しに行ったのですが、雨樋などに穴が空いていて雨水が一点から流れ落ちています。土砂降りの雨の日には滝のように流れ落ちるスポットを町の滝という意味で「町瀑」(ちょうばく/シティフォール)と呼んでスポットを把握しているみたいです。いつか町瀑で滝行をするイベントを開きたいと言います。実現したらすごいイベントです。

こちらはもう劣化してボロボロになってしまったパイロンです。中村さんはこういった昔から同じ場所に置かれ続け、さまざまに経年変化した状態のパイロンを見つけ、「年配ロン」と呼んでいます。

Googleマップのストリートビューで、時間を遡ると、若かりし頃のパイロンを見ることもできるそうです。そこからボロボロになったり、日に焼けて白くなったり、根元だけが残っていたりする様々な変化を見ていくのが面白いとのこと。

この話以降、まちを歩いていると気づいたらパイロンに目が行くようになっていました。

 

こちらは、時の流れが遅い場所の代表例として中村さんが紹介してくださった地下道です。

いつもよく通る道ですが、一度も地下道に入ったことはありませんでした。

中に入ってみるとタイムスリップしたような感覚になります。地下だから空気も少しひんやり。いいスポットだな、みんな日常使いしたらいいのにと思っていると、まさに日常使いしている人とすれ違いました。

 

こちらは細すぎるドアです。見たことがないサイズですね。人の肩幅よりも狭いので、カニ歩きで入るしかないです。立ち入り禁止とありますが、少し取手を押してみると開くので鍵はかかってません。ゴミを捨てられたりしないように対策しているみたい。

 

こちらは地下への入り口です。三角形に角度がついていて、手前に柵があるため奥が見えず、この階段を下ったら何があるのだろうと想像が膨らみます。

中村さんはこういった隙間や地下への階段など、まちをゆっくりと歩いていないと見つけられないものに風情を感じ、いつも気にしてみているそう。

 

最後に見たのがこの外壁にくっついている階段。

なぜこんな位置にこんな細い階段が…

周りを観察し、理由をみんなで考察し、話し合う時間がとても楽しかったです。終わり際には参加者さんも同行スタッフも「ガリキ」がついてきて、こうじゃないかああじゃないかと盛り上がりました。皆さんもぜひこの階段を見つけて理由を考えてみてください。

 

R-DEPOTに帰って、少し振り返りをして解散しました。

今回のまちあるきはここまでミクロにまちをみることは中々ないと思うほど、まちの至る所までじっくり観察して、面白がる不思議で楽しい回でした。

普段は自転車でサッと移動してしまうことが多いですが、改めてゆっくりと散歩したいなと思います。

中村さんのお話や着眼点はまちあるきの中でも何度も驚かされました。他にも中村さんの名刺の裏には、これについて語れますみたいな小話集の目次があったり、中村さん自身を紹介するホームページがあったり、知っても知りきれない方です。

次お会いしたらまずは忍者修行についてもっと深掘りして聞いてみたいです。

 

中村さん、参加してくださった皆さん。有難うございました!

 

4月のまちあるき

 

4月18日(土)15:00~17:00

案内人は雑貨屋"chotto"の店主、平野舞さんです。

 

タイトルは、『ちょっと?いやかなり気になるスポット巡り』

案内人コメント:

最近新しいお店も増えてきた権堂エリア。わたしもこれから権堂の仲間入りということで、今回は”chotto” 周りの、店主の”色”が滲み出た気になるスポットをまわります。

※飲食代別途必要

 

 

コース

Aurora Kitchen

ALTER.

ネオンホール

chotto

(ピカソノ園芸さんでお茶予定)

 

<開催概要>

日時:4月18日(土)15:00〜17:00

参加費:1000円(U22無料)

定員:10名 (*要申込)

集合:楽茶れんが館 (長野市大門67-1)

集合時刻:開始時間の10分前

申し込み:株式会社まちづくり長野

     電話 026-267-5323 (月〜金 9:00-18:00 *土日祝休)

           メール info@machikurashi.com

【4月から事務局・予約受付が株式会社まちづくり長野に変更しました。それに伴い集合場所も楽茶れんが館に変更になっています。お間違えないようご注意ください。】

 

 

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